出産が教えてくれた、新しい働き方
出産をする前は、今のような働き方をするとは思っていませんでした。
私は建築系の大学を卒業後、大学院へ進学し、店舗デザイナーとして就職しました。その後、いくつかの会社で働きながら経験を積み、結婚を機に業務委託や契約社員として働くようになりました。
子どもが欲しいと思うようになった頃から、出産後の働き方について考え始めました。そこにきてようやく周りを見はじめ、出産をきっかけに働き方を変える女性が多くいることに気づきました。
そこで友人と一緒に、「出産後も女性が働き方を選べるような仕事をつくりたい」という想いから、副業として合同会社を立ち上げました。
しかし、一緒に立ち上げたメンバーが出産期に入ったことや、私自身も妊娠中に思うように動けなくなったことから、合同会社を続けることが難しくなり、活動を終了することになりました。
出産後、改めて働き方に悩んだ
出産後、私は働き方について改めて悩みました。
当時は、自分一人で仕事をするイメージも自信もありませんでした。
そのため、多くの方と同じようにパートの仕事を探したり、ハローワークへ通ったりしながら、子どもがいても働きやすい会社を探していました。結果的に、自宅から通いやすい会社で事務のパートとして働くことになりました。
ただ、心のどこかでは、
「自宅でできる仕事はないだろうか」
という想いを持ち続けていました。
少しずつ広がった選択肢
そんな中、出産後もほとんど自宅で仕事をしている知人と出会いました。その方が資格講座を開講している姿を見て、「私もやってみたい」と思い、行動色彩心理協会の認定講師になりました。
もちろん、資格を取得したからといって、すぐに仕事になるわけではありません。パートを続けながら、休みの日にはビジネス交流会へ参加し、営業活動も行っていました。
そんな時、以前合同会社でご縁のあった方から業務委託のお話をいただきました。ありがたいことに継続してお声がけいただき、現在も続いている仕事のひとつになっています。
気づけば複数の仕事をするようになっていた
現在は、以下のような複数の仕事をしています。
- 業務委託
- 行動色彩心理協会の認定講師
- 色彩ブランディング
- ヒーリング
最初から今の形を目指していたわけではありません。子どもの成長に合わせながら、その時々で必要な選択を重ねた結果、少しずつ現在の働き方が形になっていきました。
イメージしていた未来
振り返ると、私はこんな生活がいいなとイメージしていました。
- 自宅で仕事ができる
- 子どもに何かあればすぐ駆けつけられる
- 子どもとの時間を大切にできる
- 家族との時間も持てる
当時は具体的な方法まではわかりませんでしたが、理想を持っていました。だからこそ、その理想に近づくための選択を少しずつ重ねることができたのかもしれません。
働き方に正解はない
子どもが保育園に通うようになってから、多くの方が会社勤めをしながら在宅勤務を取り入れていたり、扶養の範囲内で働くために仕事量を調整していたりすることを知りました。本当にさまざまな働き方があります。そして、それぞれに合う形も違います。
私自身は、複数の仕事をしながら育児や家事とのバランスを取り、家族との時間を持てる今の働き方が合っていると感じています。
また最近は、自分自身を大切にする時間も人生には必要だと感じるようになりました。そのため、これから先もライフステージに合わせて働き方は変化していくのだろうと思っています。
変化に合わせて働き方も変えていい
結婚や出産を経験しなければ、私は同じ働き方を続けていたかもしれません。けれど人生に変化が起きたことで、働き方も変化していきました。住む家がライフスタイルによって変わるように、働き方も変わっていい。今はそんなふうに考えています。
もし今、「このままでいいのかな?」と悩んでいる方がいたら、まずは
「どんな生活を送りたいだろう?」
と少し先の未来をイメージしてみることをおすすめします。
私は大きな変化はイメージできなかったので、大きな変化を想像する必要はないと思います。「今より少し良くなるとしたら?」そのくらいで十分だと思います。
そして、できることを一つずつ行動していくこと。
考えているだけでは現実は変わりませんが、小さな行動は少しずつ未来を変えていきます。
私自身も不安になることがあります。「本当にこれでいいのかな」と思うこともあります。そんな時は焦らず、目の前にあることを一つずつ進めていく。それを大切にしながら、これからも自分らしい働き方をつくっていきたいと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
いのまたえり
Linka主催・運営/ヒーラー
色彩ブランディング/認定講師
